先進の医療機器による迅速かつ正確な診断で、
患者様お一人おひとりに合った治療を提供します。
乳がんをはじめ、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎など、乳腺に関する疾患全般について診療を行なっています。増え続ける乳がんを早期に発見するために、乳腺の専門が外来で診ています。茨木市にある谷川記念病院ではマンモグラフィーや乳腺超音波検査などの画像診断を用いて総合的に診断し、適切な治療を行っております。初めて乳がんと診断された方以外にも、再発転移にてお困りの方、治療方針でお悩みの方なども是非お越しいただければと思います。
茨木市にある谷川記念病院の乳腺外来担当 岩本充彦医師(大阪医科大学 乳腺・内分泌外科 特任教授)がウェークアッププラス(読売テレビ)に出演しました。
わが国では乳がんと診断される女性は年々増えて続けており、年間に4万人を超え、今後も増加することが予測されています。乳がんは日本人女性の中のがん罹患率が最も高いがんです。
乳がんの発生は20歳過ぎから認められ40~50歳代にピークを迎えます。現在では全発がんの17%を乳がんが占めるまでになっています。マンモグラフィとは、乳房専用X線撮影装置による検査です。しこりとして触れない早期乳がんの唯一のサインである石灰化を見つけることが出来ます。早期発見する上で、最も有効な検査と言われています。マンモグラフィは正確な検査ですが、乳腺組織の発達した閉経前の女性の場合には、小さな影が見えにくくなる場合があります。これを補うために医師による乳房や脇の下を視て触る視触診を併用しています。国内のマンモグラフィの受診率はまだ20%に達していません。「症状がないから検査を受けない」ではなく、症状がなくても定期的なセルフチェックを心がけ、1年に1回のマンモグラフィや超音波検査を受けましょう。マンモグラフィによる検査は乳房を板で挟むため、痛みを伴うことがあります。そのため生理前で乳房が張っている時期は避けての受診をお勧めします。
わからないことや不安なことはお気軽にご相談ください